投信王の定期報告です。簡単に。
今週はゴールデンウィークにより2日のみ市場が開いておりました。そのうち5/2はビンラディン氏死亡の報で何故か日本市場は上昇。まあ、取引の6割が海外勢ですからねえ。別に海外の機関投資家が全て米国人でパトリオティズムに溢れているわけでも無いでしょうけど。顧客にそういう人が混ざっていれば買い注文が増えたりもするのでしょう。
5/6の方は前日までの円高進行で思い切り下げ。まあ、アポロの時も月から帰還した後は飽きましたし。流石にあれほど壮大な出来事でもなかったのですから、仕方の無い事です。
菅直人首相が中部電力に浜岡原子力発電所の停止を要請した件はどんなもんでしょうかねえ。株主の人たちからすると株主訴訟を起こすレベルのものですよねえ。経営陣が首相に対し、要請などという曖昧なことではなく命令とし、発生する損害も補填しろと要求すれば話は別かもしれません。そこまで国が面倒を見るから停止せよ、というなら筋が通っているでしょう。
ナアナアで上手いこと済めばいいなあ、と思うのは国民一般において共通する事ではあるのですが、政治家が一般市民と同程度な行動を自覚的ではなく無意識にかますのは如何なものか。それは大変に悪いことです。良い結果のみならず悪影響も自覚し、それでも得失を鑑みて行動を自ら選択しなければなりません。それが為政者です。
ワタクシは相変わらず徐々に買い続ける所存です。まあ、タイミングとか規模とか予言できませんし。
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