現状も「株屋」であってると思われ

asahi.com:「株屋ってのは信用されていない」 首相、有識者会議で

 「金融」をテーマとしたこの回の質疑応答で、麻生首相が安東俊夫・日本証券業協会会長に「東証(東京証券取引所)の閉鎖性を(市場の)参加者はどうして言わないのか」と質問した際、「株屋」の信用に言及。首相はさらに「やっぱり株をやっているって、田舎で言ったら何となく怪しいよ。『あの人、貯金している。でも、あの人、株やってる』って言ったら、何となく眉にツバつけて見られるところがあるでしょうが。(首相が)旧経済企画庁長官のときから『貯蓄から投資』って話は10年以上前から言っているが」などと述べた。

 自己売買部門の尻拭いを個人に回すなんて真似をしてた頃から10年経ってませんし、ボッタ投信を対面営業の力で売るような業態はまだまだ強いですからね。ノムラ證券残酷物語あたりを読んでいれば首相の発言は別に間違い無いなと理解できるんじゃないでしょうか。
 
 彼ら悪辣な営業のメインターゲットであるお金持ちの老人の方々は、営業を受けたその場は何も考えず断る方向で臨んでもらいたい。もう金融業における「信用」は長年のお付き合いと無関係な時代になりました。システム的に資産が保全されているか否かと権利行使の相手側に執行能力があるかという流動性の担保が「信用」のほぼ全てです。

 安東会長は終了後、記者団に、株取引についての首相の見方について「(一般的に)そういうとらえられ方がされているのは事実」としながらも、「株屋」発言は「好ましいことではない」と語った。

 インタビューの動画を見ましたけど、「そういうとらえられ方がされているのは事実」「好ましいことではない」が並んだらフツーは「そういうとらえられ方がされているのは好ましいことではない(が事実なので[改善したい|困っている])」と解釈しますよ。これだから朝日は。

 民主党の鳩山由紀夫幹事長は鹿児島市で記者団に対し、「証券会社をさげすむ発言は断じて許されない」と述べた。

 鳩山由紀夫氏は行き過ぎた規制緩和はよろしくない的な批判をしてる方だと思っておりましたが……。
 根源が蔑みにあろうとも、結果として市場が健全に動けばそれでいいはずです。言うべきは適切な法制度の存在とその施行を担保する行政組織の整備、それによる証券業の信用回復でしょう。「とにかくなんでも反対だ」としか受け取られない言い草は得になりませんよ。

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プロフィール

まひわり

 老後の備えという腹積もりは別に無く、単に数字を増やしたいという欲望で資産運用を行っています。
 趣味で運用をしていると言えますが、自分以外に行動を監視する人もいないので甘い行動をとってしまいがち。