「金利正常化」で預金収入が増えるなら消費は縮小するよ

タイトルは以下記事を読んで即浮かんだ感想。

Bloomberg:与謝野氏:社会保障費2200億円抑制目標、限界に-公約発表会見(3)

 金利正常化で預金収入増、消費拡大へ-政権公約

 与謝野氏は、会見で福田康夫首相(党総裁)の退陣表明に伴う党総裁選挙(10日告示、22日投票)で掲げる政権公約「堂々たる政治・あたたかい改革」を発表。景気後退への対応として「金利正常化による預金収入増と消費拡大」を掲げた。

 正常化された金利がゼロ金利の事なら別に問題はないんですが……金利が上昇して預金収入が増えるなら、使わずに貯め込むと収入が増えますので、庶民としては消費に回す額を減らしますよ。

 与謝野の人は金利が1%増えたら年収が100万円単位で増えるような日本円の預金ばかり保有してる資産家を相手にしてるんじゃなかろうか。資産家には株式を大量保有してる人や、借入金で不動産を運用している人や、日本国債を生で買ってる人もいるはずなんですが、彼らに対する金利上昇の悪影響は無視なんでしょう。

 票田として今後増えていく年寄りを有望視していて、その層は資産運用においてリスク選好度が低いと判断している、ということなら、マクロ経済で発生する合成の誤謬の観点からは納得できませんが、政治力学的には納得できます。一定額以上の遺産相続に対する相続税100%や姥捨て山という単語が頭に浮かびました。

政治家がポジショントークかますのは息をするようなものと思っとけば良いのでしょうかね。

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プロフィール

まひわり

 老後の備えという腹積もりは別に無く、単に数字を増やしたいという欲望で資産運用を行っています。
 趣味で運用をしていると言えますが、自分以外に行動を監視する人もいないので甘い行動をとってしまいがち。